2012年12月25日火曜日

タイマレ国境のクリスマス④

2012年12月25日(火) スンガイコロク→羽田
 

 朝起きたら大変なことになっていました。

ホテルの前の道路が冠水しています。昨夜の雨は半端ではなかったようです。雨は小降りですがまだ降ってます。

ホテルのバンからタイ側イミグレを望む

 7時前にホテルのバンでボーダーまで送ってもらいます。車で送迎してくれるホテルで助かりました。バイタクだと雨に打たれてしまいます。今日はボーダーの橋中央でいつもたむろしている乞食のおっさんも見当たりません。

タイ側からマレーシアへ国境を渡る

 小雨の中をマレーシアへ国境越えです。この国境は今年何回目なのでしょうか。。。もう何かいつもの道を通っているような感覚です。


国境にかかる鉄橋

 昨日からの雨でボーダーの川も水嵩を増し、水面が鉄橋まで達しています。すごい水の量です。雨の降り方はちょっと半端ではなかったようです。そして、マレーシア側のイミグレを出たらもっと大変なことになっていました。道が完全に冠水してしまっており、車がたくさん立ち往生しています。


冠水道路を渡るマレーシアの人々

 人は裸足になってじゃぶじゃぶ道路を渡っています。「これは大変なことになった!」と一瞬で思いました。問題はバスが来ているかどうかです。あと2時間半以内にKota Baru 空港に着かないと日本に帰れなくなります。近くにいたオッサンに聞くと、「バスなんか来るわけねえべえ!」とつれないお言葉。何かいい方法はないかと食い下がると、4WDの車に交渉してくれてバスが折り返しているところまで連れて行ってくれることに。感謝、感謝。
 まあ、いわゆるヒッチハイクになりました。

無邪気に遊ぶ子供たち

 道路では子供が水遊びをしています。ここはプールではないのですが。。。


無理やり渡るバイク

 バイクもかなり無茶して川と化した道路を渡っています。もう、どこが道路かよくわからない状態です。。。4WDのおっさんに聞くと、今の時期はこのように冠水することが結構あるとのこと。皆、慣れている様子です。


バスの折り返し地点にあるひなびたぶっかけ飯屋

  やっとのことでバスの折り返し地点まで辿り着きました。ここには簡易食堂があって待ち合わせができるようになっています。私もほっとしたらおなかが減ったので朝飯を食べることに。まあ。いわゆる「ぶっかけめし」です。ど田舎にしては美味しかったです、それに安いし。


私の朝ごはんです

 30分ちょっと待ってどうにかバスに乗ることができましたが、冠水道路は延々と続きます。もう、道路か畑かよくわからない状態です。木も水に浸かってますが大丈夫なのでしょうか。。。


冠水する道路と木

 それでも何とか無事にLCCTで羽田行きの飛行機に乗ることができ一安心。久しぶりにちょっとだけ緊張しました。明日は午後一でお客様CALLの予定なので帰れないなんて洒落になりません。とりあえず、ベジ・ラザニアとビールで無事帰れることに感謝。

ベジ・ラザニア

窓の外は珍しく夕焼けになっていました。今回も無事帰れてよかったです。まあ、アジアの片田舎でクリスマスはあまり関係なかったですね、やはり。

夕焼け


参考までに今回掛った費用を記載します。急激な円安でちょっとだけ割高になってしまいまいた。

総額 50,771円

交通費: 34,731円
 (羽田⇔KL LCCT  23,582、LCCT→Penang 2,392、KotaBaru→LCCT 3,302、ほか)
宿泊費: 8,055円(3泊)
食費  : 4,775円
その他: 3,210円 (バービアカラオケ \1,560、マッサージ \1,200、ほか)

マレーシア・リンギット(RM): 30円、 タイ・バーツ(BT) 3円 換算

2012年12月24日月曜日

タイマレ国境のクリスマス③

2012年12月24日(月) ハジャイ→スンガイコロク


 仕事の疲れが溜まっているのか朝早く起きれませんでした。

まあ、どうにか10時にはチェックアウトしてバスターミナルへ向かいます。ホテル前のソンテウに行先を告げいくら?と尋ねれば、100バーツ。相場の2.5倍、ぼったくりです。こんな輩は相手にせず流しを捕まえます。 ハジャイの街中は40バーツに決まっています。

ソンテウから街中を

 バスターミナルのチケット売り場でミニバス(ロットゥー)の切符(180バーツ)を買いスンガイコロクの乗り場へ。すでに16人乗りのハイエースが止まっています。行先を確認してまずは荷物で席を確保、1人席が確保できてラッキーです。

これがコロク行きのミニバスだ!

乗り場は22番です

 結局、バスが出たのは11:00ちょっと前、結構蒸し暑くて待ちくたびれちゃいました。乗ったら乗ったで、荷物が通路まで積まれて身動きができません。クリスマス・プレゼントでもあるまいし、やけに荷物があります。そう、このバスは荷物の宅配も兼ねているのです。そのため、スンガイコロクの近くになると、いろいろなところに寄るため時間がかかります。ただ、自分の行きたいところまで行ってくれるので荷物持ちはとても助かります。私はいつものマリーナ・ホテルの玄関までまで送ってもらいました。かゆいところまでサービスが行き届いてるというか、こういうところはタイは進んでいます。

通路も荷物でいっぱい!

 バスで来る途中から激しいスコールが断続的に襲来、とても不安定な天候です。夕方の外出もままならず、散髪に行くのがやっとでした。すごい雨で外出する気力がありません。夕食は初めてホテルの食堂で摂りました。でもいつものバービアには突撃です。ホテル前は大きな水たまりになっています。でもい、こちらは半ズボンにビーサンなのでへっちゃらです。とはいっても、雨の夜は寒いです。バービアはビールに氷を入れて飲むため体が冷えます。カラオケ2曲歌って、サイコロゲームに興じましたが、寒いのでビール4本で退散です。
 雨は夜中じゅう降っていました。。。それ以上に、夜中にタイの若者(男女)が廊下でやたら騒がしくて参りました。静かになったのは朝の5時、ほとんど夜が明けそうになって来た頃でした。翌朝、フロントでマレーシア人のおじさんに夜中ウルサクテ困った話をしたら、クリスマス・イブだから仕方ないよ、とのお言葉。人間ができています。

2012年12月23日日曜日

タイマレ国境のクリスマス②

2012年12月23日(日) ダンノック→ハジャイ


 昨日は雨で街の散策ができなかったので、うまそうな飯屋を探しがてら朝早くから街の散策です。昨夕、きれいなお姉さんたちが店先でたむろしていたカラオケ店です。結構な美形が揃っており、侮れません。


 宿泊した姉妹ホテルはホテルの正面に王様の肖像画が描かれています。非常にタイらしいですね。日本で天皇の肖像画をホテルの外壁に描いたらどうなるのでしょうか。。。


 屋台のお粥が食べたかったのですが、うろうろしている間に売り切れてしましました。そこで、華人たちが旨そうに食べていた福建麺(ホッケン・ミー)にすることに。これ、結構いけます。でも朝からガッツリ食べてしまいました。


 腹も膨れたところで、いざ出発。ミニバスで約1時間ちょっと、ハジャイに到着です。乗客はほとんどがイスラム系の人たちでした。女性は皆スカーフをかぶっています。中心街で下してもらって、旅行代理店でホテルのブッキングです。が、今日は満杯でブッキングできないとのこと。想定外です、タイでクリスマスなんか関係あるのでしょうか?仕方なくホテルで直接交渉することに。この前泊まった、サクラ・ビュー・ホテルで聞くと、最上階のデラックスならあるとのこと、いつもより200バーツ(約600円)高いです。まあ、仕方ありません。


  いつものように昼からオープンエアの食堂でビールを飲みながらまったりし、2時間のタイ・マッサージ(チップ込み約1,200円)を受け、市場をひやかしのんびり過ごし、平和な一日が過ぎていきます。何故か、お店の女店員たちは赤いサンタ帽をかぶっているのが目立ちます。バリバリの仏教徒なのに、日本と同じでっほとんどお祭り気分ですね。(今回は爆弾事件がなくてよかった!)

2012年12月22日土曜日

タイマレ国境のクリスマス①

2012年12月21日(金)・22日(土)  羽田→クアラルンプール→ペナン→サダオ国境

 年末はゆっくりできるだろうと思っていたが甘かったです。
結局ぎりぎりまで仕事をして出発1時間前に羽田へ。もう誰もチェックイン・カウンターにいません。まあ、空いていてよいですが。あたふたといつもの133番 ゲートへ。学校が休みのせいか人であふれ返っています。ややげんなりしていると、搭乗カウンターからいきなり呼び出しを食らいました。なんと、ESO(Empty Seat Option:3席占有)が取れたようです。ほとんど満席に近いのにラッキーでした。飛行中どうにか寝ることができ、まあまあの体調でLCCTへ到着です。これからすぐペナン島へ移動ですが、その前に腹ごしらえです。

マレーシアのカレー麺(ココナッツ入り) 黒いスプーンがおつです。

LCCT は冬でも花が咲いています。。。

 ペナン空港から路線バスでフェリー乗り場へ直行、対岸のバタワースへ向かいます。たぶんバタワースからサダオ国境(マレーシア名称はブキ・カユ・ヒタム)行きのバスがあるだろうと見込んでいます。今までに4~5回は通過した国境なのですが、バタワースから行くのは初めてです。(今まではKLからハジャイ行きの直通バスか、アロースター空港からのタクシー)

フェリーに乗り込む人々

ペナン島を後に。。。コムターを望む
バタワースのバスターミナルまで来たものの、国境行きのバスがありません。やっとミニバスを見つけたのですが、既に満員で次は4:30PMとのこと。まだ12:00なので4時間半待ちです。仕方がないので、途中のアロースターまで一般バスに乗り、そこからタクシーで国境を目指すことに。倍以上の出費となりトホホです。まあ、時間には代えられません。


仕方なくALOR STAR行きを買う羽目に。。。

トランスナショナルなのに椅子が壊れてる

 1時間強バスに乗ったでしょうか、終点でタクシーを拾いいざ国境へ。これが約40分。ところがタクシーが国境手前でSTOP。あとはバイタクで行けとのこと。仕方ないのでバイタク代をタダにしてもらってやっとこさサダオ国境に到着です。なーんにも変わっていません。事務所でイミグレカードを貰って列に並びながら記入。あっさり国境通過です。ただ、ここで大問題が。もの凄いスコールが来てイミグレから出られません。あと10分遅かったら、バイタクでびしょ濡れになるところでした。
 ※マレーシア側出国はバイクのケツに乗ってあっという間の通過のため写真とれず。

これがサダオ国境(タイ入国)だ!



タイ側から国境を望む。何処もVON VOYAGEです!

   雨が小降りになってきたのでとりあえず宿探しです。今日はこの国境の街、ダンノックで1泊します。近場の良さげなホテルに突撃するとFULLとのこと。ただ、姉妹店に確認してもらって空いてるとのことです。ボーイに案内されて道の反対側1分のホテルにチェックイン。まずは一安心、昨夜からの長い移動がやっと終わりました。まずは街の散策です。雨が降っていて街も何だか沈んでいます。腹も減っているので遅い昼食を摂ることに。まあ、いつものビアシンとカオパット・クンですが。

雨にぬれる街並み


いつものビアシンとカオパット・クンで一息

飯を食っているといきなり。「ドコカラキタノデスカ?」と日本語で質問されてしましました。ビックリして声の方向を見ると、でっぷりしたインド人! 思わず「東京!」と答えると、「ワタシモトウキョウニイマシタ」、とのこと。こんな辺境でなんでインド人と日本語で会話しないといけないのか、と思いながらも、暫し歓談。ちょっと今回は不意を突かれてしまいました。

  暗くなってきたのでホテル戻ると、部屋の明かりが変です。何やら天井がお星さまになっています。少女趣味っぽくて変な感じです。でもここはイスラム国家、しっかりメッカを指し示す印が。。。(光で指し示すのはこれが初めてです)
 安ホテルでも何やら考えているようです。

星の王子様?








2012年12月15日土曜日

番外編 国内線LCCに初搭乗!

2012年12月15日(土) JETSTARに乗ってみた

 国内線LCCに初めて乗りました。JETSTARに成田-関空で乗ってみました。
成田で国内線に乗るのは非常に違和感があります。


JETSTARのチェックイン・カウンターです。私はWebチェックインでかつ荷物もないため素通りとなります。


 待合室は2階ですがいまいち暗いです。搭乗口といえば、下の写真のとおり、1階で薄暗い感じです。まあ、安いので気にはなりませんが。少なくとも高級感は皆無です。



 いよいよ搭乗です。もちろん、お約束どおり離れた場所にバスで移動、タラップを上ります。



 座席といえば、ひざ先空間は十分だと思います。私の足が短いのかもしれませんが、問題ないでしょう。



機内はこんな感じですね。1時間も乗らないのですから贅沢は言えません。



あっという間に関空到着です。機内で飲み物を買う人はあまりいないようでした。エアアジアのほうが皆買っているように思います(アジア内の国際線、ローカルとも)。



関空より南海線で難波にでます。時間があったので久しぶりに千日前をちょっと散策。やっぱり難波は活気があっていいですね。


なんばグランド花月も健在です。久しぶりに観てみたいのですが時間がありません。泣く泣く退散です。


金龍ラーメンは昔よく食べましたが、今さらですね。たこ焼きが食べたかったのですが、すごい行列で買えませんでした。。。


 小腹がすいたので蓬莱のぶたまんとシューマイで腹ごしらえ。まあ、こんあもんでしょうか。





2012年12月10日月曜日

番外編 札幌のB級グルメ

2012年12月10日(月)  羽田→札幌

  珍しく札幌に出張しました。
JAL様のご厚意により国内線ファーストクラスのクーポンをいただきました。 使える路線が限られるため、ここぞとばかりに使わせてもらいました。ちょっとだけリッチな気分になりました。

ファーストクラスの食事。コップの中身は森伊蔵。

   札幌で今はまっているのが「一幻」の「えびそば」です。本店はかつて有名だった五丈原の道を挟んだとなりです。新千歳空港にもお店を出しているのでお手軽に食べられます。残りのスープにえびおにぎりを入れて、おじや風に食べるのがたまりません。