2012年4月30日月曜日

インドでヨガ 2日目

2012年 4月30日(月)
【ニューデリー → ハリドワール】

朝は3時過ぎに目が覚めました。時差を引けばいつも起きている時間です。体内時計は正常のようです。今日はまず鉄道の切符を買わなければなりません。3月からインド国鉄のインターネット予約システムが変更となり、PCに送られてくるパスワードとモバイル宛てのパスワードの2つが予約に必要となったのです。直前にインド国鉄に対してモバイル・パスワードをPC宛て送ってくれるよう依頼したのですが無しのつぶてでした。よって今日真っ先に切符を、それもエアコン車の切符を買わなければ。。。ノンエアコンの寝台車に十数時間は避けたいです。

朝早く目が覚めているので7時過ぎには外に出ました。外国人用チケットオフィスは8:00からなのでまずは朝飯を食います。周りの人と同じと指差しオーダーします。ダールとチャパティの定番でしょうが、まずいです。。。これで50ルピー、確実にぼられているようです。

(写真:高いダールとチャパティの朝食)
ここでチケット売り場を覗きに行くと既に30人ばかりが列を作っています。これはまずいと思い、申請用紙を4枚引っつかみ記入しようとしたらスケジュール表がありません、これでは記入できません。なんと宿に忘れてきたのです。まさに、Oh My God!状態。宿まで歩いて10分、往復20分です。8時前とはいえ既に30度は超えています。やっと戻って申請の長い列にならんだときには汗だくになってました。

(写真:外国人用チケットオフィス。日本人多し!格好がへんなのですぐわかる)
30人ちょっと並んでいましたが、窓口が4つかることもあり思ったより列は早く進みます。インド人の仕事は時間のかかるものだと思っていましたが、ここではそうでもないようです。1時間弱で私の番です。4枚のチケットなので時間がかかり、合計Rs1,870。途中、私のボールペンを見て良さそうなのでくれないか、とかおねだり攻撃をするかと思えば、会計の段になって、Rs500札4枚出したところ、細かいのはないかとか、Rs100を何枚両替させろとか言って混乱させます。面倒になって丁度の支払いをしようとするとRs500札が1枚足りません。なんと机の引き出しにしまっていて取り出してきました。非常に怪しい限りです。
どうにかチケットをゲットして宿に戻り一休みしてチェックアウトしたのが10時半、でも今日乗る電車は3時です。仕方ないのでネット・カフェでメールチェックとブログ更新、昼食をケンタッキーでベジバーガーなるものを食べました。辛いコロッケみたいでしたが。それでも1時過ぎ、まだ2時間あります。外は灼熱地獄なので外国人用チケットオフィスで涼むことにしました。ここはきれいだしタダなので。1時間半ほどソファーでだらだらしていると関係のないインド人が結構休んでいます。

(写真:ベジバーガー)
さて出発30分前になったのでおもむろに指定されたプラットフォームへ。既に列車は入線しており乗客はほぼ満員状態です。荷物棚は全て占領されていました。なるほど、皆早いことには訳があるのね。仕方なく荷物は足元に置くことに。隣は西洋人の女性2人組(あまり若くない)でした。あまり話はしませんでしたが。今回は初めての椅子席です。今まで寝台しか乗ったことがなかったので少し新鮮です。でも荷物置き場が少ないので少々窮屈ですね。

(写真:電車内部。やっぱり満員。3等席は多くの人が立ってます)
ハリドワール駅

電車は奇跡敵に15分遅れでハリドワールに到着、皆争って下車して行きます(そんな泡食ったように下車しなくても。。。)。これからリシュケシュまで一気に行くことも考えましたが、既に夜8時なので諦めてここで一泊してからリシュケシュに向かうことにしました。でも、ろくな宿がありません。何軒見ても清潔感に欠けます。仕方なくまあまあのところで妥協、Rs300(480円)です。暑いのは我慢できますが夜中に蚊の攻撃があり10箇所くらいやられました。夕食はバススタンドの下見も兼ねて駅の西側へ行きましたが、ただのターリーを頼んだのに立派なターリー(ヨーグルト、甘いデザート付)を出されRs100も取られました。最初に値段は確認すべきですね。
480円の部屋

2012年4月29日日曜日

インドでヨガ 1日目

2012年4月29日
【成田 → デリー(メインバザール)】

「外の気温は35度・・・」着陸後のCAのアナウンスに意外に熱くないこといほっとしました。普通なら40度は当たり前、ときには50度になるということで正直心配してました。とはいえ夕方の6時でこれでは昼間は何度になるのでしょう。

連休どこかに行けないかJALのHPを探していたら、インド行き、帰りホーチミンのチケットが予約できることがわかりました。インドはこの時期とても暑く、50度にいなることもあるようです。この前は冬だったので、暑い時期も面白そうなので行くことに決めました。

成田空港は連休中ということでさすがに混んでました。JALのチェックインで久しぶりに並びました。隣のファーストクラス・チェックイン・カウンターでも10人くらいの順番待ちができるほどでビックリです。デリーまでの機内はJALなのでエコノミーとはいえ快適です(LCCと比べればの話)。食事は2回、当然酒も出ますし、時間が長いので映画4本見ちゃいました。インディラ・ガンディー国際空港はエアポート・エクスプレスができて非常に便利になりました。ニューデリー駅まで80ルピー、20分ちょっとです。でも、乗ってる人が相変わらず少ないんです。特に大きな荷物を持った飛行機の乗客と思われる人は数えられるくらいで、普通のインド人がほとんどです。旅行客は皆お迎えありなのでしょうか。。。(まあ、初めてだとインドは怖い感じはすると思いますが)

(写真:Airport Express車内)

さて、薄暗くなったころにニューデリー駅到着、むっとした外気がねっとりと体にまとわりつきます。すえた匂いが辺りに漂い、けたたましいオートリキシャーが横をかすめて行きます。インド国鉄の構内を横切ってメインバザール(パハールガンジ)で宿探しです。駅前はウソつきインド人や客引きリキシャワラーのメッカですが、今日は7~8人しか声をかけられませんでした。食事時だったのでしょうかね。

(写真:ニューデリー駅(上から))
(写真:駅のコンコースで寝る人)

人で溢れかえっている通りをこの前泊まった宿まで歩きます。連休なのか日本語が飛び交っています。前回と違って韓国人、中国人は確実に減っているようです。ここで想定外の事態が発生、宿が満員とのこと。この暑い時期は混んでないと高をくくっていたのが災いしました。他の候補を考えてなかったのです。荷物を背負い、35度の夜の街を宿を探して徘徊です。まともそうな宿に手当たり次第に飛び込んでみますが、FULLだったり、汚かったりで。5件目でエアコンの部屋を言い値1,200Rsを1,000Rsに値切って投宿(多少はぼられてると思いますが)、20分以上も探したので疲れちゃいました。やはり日本人の多い時期は「地球の歩き方」で良いコメントのところは避けないとだめですね。

(写真:活気のあるメインンバザール)

インド時間はまだ宵の口なのですが非常に眠いです。3時間半の時差は結構きいてきます。お腹も減ってないことですし早く寝ることにします。

(写真:安宿の部屋)

2012年4月22日日曜日

中国から台湾へ海を渡る 6日目

2010年12月27日 (高雄→成田)
※帰国

高雄駅前の安宿。予約不要、たくさんあります。
朝早く駅前の安宿(ほとんど連れ込み?)をチェックアウト、地下鉄で空港に向かいます。

高雄から朝の飛行機で成田へ戻り、そのまま午後出社しました(もちろん午前半休してます)。

参考までに掛った費用を記載します。







総費用  67,983円

(内訳)
交通費 40,261円 (飛行機、フェリー、鉄道、TAXI など)
(飛行機 5回: 成田⇔北京/高雄はマイレージ、中国国内線 2回、台湾国内線 1回)
宿泊費 17,812円 (5泊、平均単価: 3,562円: 大都市宿泊が多いため高かった)
食費   3,650円 (平均単価: 730円/日)
その他  6,260円  (マッサージ、ミュージカル、入場料など)

中国から台湾へ海を渡る 5日目

2010年12月26日 (金門島→高雄)
高雄は南国だった、の巻

朝から金門島を散策します(足は相変わらず痛くて引きずってます)。小さいながらも市場があり、おばちゃんたちがの~んびり売っています。ここには中国本土のがガツカツとした雰囲気はありません。なにかほんわか、まったりといったほうがよいでしょうか。。。








シーサーの横でオッサンが野菜を売ってま た。ちょっと寒そうですね。。。 

市場をあとに町全体を散策していると、中心部のところで粥のお店がありました。結構混んでいます。また、粥のテイクアウト(打包)している人も結構います。この辺で有名な広東粥一本のお店のようです。試しに粥と油条を食べてみました。美味しいですが、ボリュームありです。




食後も街中散策を続けると、若い兵隊がやけに目につきます。やはりここは国境の町なのだと実感せずにはいられませんでした。


 さて、散策も終わったところで、今日は高雄まで国内線の飛行機で飛びます。本当は船でゆっくり行きたいところですが、高雄までの船がどうもないようです。約40分であっという間に高雄に到着、地下鉄で高雄駅に到着です。駅の中は結構レトロです。


時間もあるので、地下鉄で小さな半島になっている旗津というところまで行くことにしました。地下鉄の駅からフェリー乗り場まで歩き、15元でフェリーに乗ります。
出航して約10分で対岸の旗津に到着です。途中高雄の街の様子がよくわかります。気候はとても温かく風がとても気持ち良いです。北京のコースターで凍死しそうだったことを思えば天国のようです。

 旗津に上陸すると、何かお祭りかなと思うくらい人が多く、お店もにぎわっています。模擬店のようなお店も多く、本当に何かやっているようです。これって今日が日曜日のせいなのでしょうか。





 何かの巻貝のようですが、辛さが何段階にもなっています。これをどのように食べるのかよくわかりませんが需要があるのでしょうね。


 これはビンロウのお店です。おいしいと書いてありますが、日本人が買うのでしょうか。。。”○お”印がすごいですね。


 旗津は砂浜になっています。もう少し温かくなればここで海水浴をするのでしょうか(たぶん3月には泳げるでしょう。なんせ、沖縄よりずっと南にあるのですから。。。)


さて、高雄市内に戻り、時間があるので 歴史博物館に行ってきました。ん~ん、微妙ですね。



 さて、辺りも暗くなってきましたので若者たちが集まるという夜市にやってきました。確かに若い人で道が埋め尽くされています。高雄の原宿、といった感じでしょうか。そのほとんどは小さなお店+露店になっています。


 疲れてので今日もフットマッサージを受けます。たくさんのマッサージ店が目につきます。マッサージ天国ですね。


なぜか、こじゃれた牛乳屋さんが。


 夜もとっぷり暮れると、本場夜市の時間です。ここは高雄でもっとも有名な六合夜市。結構な人でにぎわっています。見るもの聞くものとても珍しいものがたくさんあります。ちょっと引いてしまうものもありますが。


 みんな楽しそうに買い食いをしています。



2012年4月21日土曜日

中国から台湾へ海を渡る 4日目 ~祝い!22番目の国境通過

2010年12月25日 (上海→厦門→金門島(台湾))
台湾初上陸が金門島、って変?の巻

今日は早朝から厦門に飛びます。なんせ今日中に金門島まで渡ろうというのですからあまり愚図愚図してられません。春秋航空は中国の格安航空会社(LCC)として知られていますが、上海を中心に多くの路線を持っています。でも北京には乗り入れてないのです(だから昨日はわざわざ天津まで出て乗ってます)。
飛び立ってすぐに飲み物・食べ物販売があり、その後物品の機内販売が始まりました。お兄ちゃんが前で機内アナウンスのマイクを握りしめて、ダミ声で「XXXXいらんか~、いらんか~」とまるで機内ショップ・タカタ状態です。そんなの売れるかよ、とうそぶいていると、あちこちから手が上がり、飛ぶように売れていきます。CAは商品配りとお金の受け取りで大忙し、私の隣りの中国人も何かのグッズを買ってました。 恐ろしや春秋航空の機内販売。
0990 機内販
空港から公共バスで駅まで向かい、フェリー乗り場までのバスを探します。すると、駅の裏手に西アジア系(たぶんムスリム)に人たちがお菓子の切り売りをしています。 厦門の雰囲気に似つかわしくないような、似つかわしいのかよくわかりません。奥は深そうです。バスを探してうろうろしたのですが結局わからず、またしてもTAXIと相成りました。
0993 厦門駅

0992 西アジア系?
 金門島までのチケットはフェリー会社のカウンターですぐに購入できます。かつては厦門から金門島まで何万発の砲弾を浴びせるほどの戦争状態だったのに、外人をこんなに簡単に乗せちゃっていいのでしょうか。時代は変わったのでしょう。
0995 フェリー・チケットの販売カウンター
その国際フェリー、「新金龍」とは名前も良いですね。外は生憎の雨ですが、数少ない乗客を乗せて一路金門島へ向かいます。約30分で到着、あっという間に金門島です。
0998  金龍丸

1000 フェリー内部
 あまり中国から台湾に渡った気がしません。初めての台湾が金門島という人もあまりいないでしょう。町まで公共の交通機関がないので、タクシーと交渉です。値段が妥当か全くわかりませんが、とにかく町の中心部までめざし、15分で着きました。とりあえず適当なレトロ宿に飛び込み部屋を確保、街を散策です。なぜか昔懐かしい雰囲気がたくさん漂っています。中国から飛んできた砲弾で包丁を作っている有名な店も普通の商店街にありました。
1002 中華寺院

1010 シーサー?

1013 切れ味抜群?(砲弾は売ってません)



2012年4月19日木曜日

中国から台湾へ海を渡る 3日目

2010年12月24日 (北京→天津→上海)
馴染みのサウナは閉店、残念の巻

今日は午前中は世界遺産の天壇を見て、その後新幹線で天津まで行き、そこから上海まで飛ぶ予定です。
まずは天壇ですが、Motel268からこれも地下鉄を乗り継いで行けます。
Motel268におある王府井付近の通り
昨日痛めた足を引きずりながら、到着してまず驚いたのは朝から趣味に耽る爺婆軍団です。天壇に通じる回廊を我が物顔で占拠しています。いずこの公園も老人たちに占領されているのは同じですが、「天壇おまえもか!」という感じですね。ここだけでなく広場では太極拳、ダンス、カラオケ、何でもござれ状態です。日本の老人も見習ったらいいのに。。。
朝から老人に占拠される回廊

中国将棋に興ずる老人
とりあえず天壇を見ますが、ふーんという感じであまり面白みがありません。観光客を見ていたほうがよほど面白い。
天壇正面

反対側から天壇を望む
天壇は反対側に関連の建物があり、その間を長~い回廊で結ばれています。これが結構長く歩くのが大変です。足が痛いので歩きたくはないのですが、折角なので休み休み歩きどうにか往復しました。

さて、天壇を早めに切り上げ新幹線で天津まで約30分。新幹線は日本式の新幹線です。足も痛いし時間も無かったので天津駅から空港まではTAXIでにしました。公共交通機関を使うというポリシーには反しますが仕方ないですね。上海では格安のチェーン店に宿泊し、荷物を置くや否や早速馴染みのサウナを目指します。ところが、建物が暗く嫌な予感が。。。どうも閉店したようです。残念。仕方ないので近くのマッサージ屋でフットマッサージをしてもらって足の痛みをほぐしてもらいました。
格安チェーンホテル

2012年4月17日火曜日

中国から台湾へ海を渡る 2日目

2010年12月23日 (北京)   万里の長城で凍え死ぬ、の巻 

今日は北京観光に決めています。
まずは2元の地下鉄に乗って万里の長城(八達嶺)へ直行するバス乗り場へ向かいます。途中流行ってそうなお店で饅頭?と豆乳(温かい)を買い朝食にします。
人気の饅頭屋
やっと直行バスを見つけ乗り込みほっとすると、あっという間に一杯になり即出発。途中、団体客のガイドらしき人が話始め、延々と説明します。何を言っているのかよくわかりませんが、雰囲気は理解できます。
延々と喋るガイド
1時間も走るとガラリと景色が変わりあたりは険しくなります。そして2時間ほどで到着、めちゃ寒いです。地元の団体にまじってチケットを買い、あとをくっ付いていきます。上までロープウェイだと思っていたのですが冬の間は運休、コースターで登っていきます。これが吹きっさらしで寒いのなんの、芯まで冷え切ってしましました。
こんな感じで登っていく
終点からちょっと上ると壮大な万里の長城が見えてきます。さすがに多くの人が来る八達嶺なのでよく整備されています。ほとんどが地元中国の人のようですが皆はしゃいでいます。思ったより観光客はいましたが(混んではいない)、さすがにこの厳寒の時期外人はほとんど見ないですね。
はしゃぐ観光客
行きは良い良い帰りは大変。帰りのバスがありません。凍え死ぬくらい寒いので早々に引き揚げてきたのですが、あと2時間しないとバスがないとのこと。確かに1時間もいないで帰るやつはいないのでしょう。博物館に行って食事すれば普通は午後になるので。タクシーで帰るのも癪なので時間を潰し無事北京へ戻りました。
渋滞の北京市内
次は2元の地下鉄で天安門広場に向かいます。この広場、地下道を通ってしか行けません。それも手荷物検査があります。たかが広場なのに天安門事件が尾を引いているのでしょうか。。。
天安門
さて次は王府井の繁華街の隅にある小吃街です。サソリの串焼きが有名かもしれません。もちろん食べませんけど。
王府井小吃街
サソリの串焼き
さて、本日最後は北京で有名な?少林寺ミュージカルです。 まあ、大したことはないのですが、筋書きのあるマッスル・ミュージカルの中国版と思えばよいでしょう。中は撮影禁止なので、外で小坊主を撮ってきました。帰りがけ急に足が痛くなり階段の上り降りができないほど痛み出しました。万里の長城の寒さにやられたのでしょうか。まだ始まったばかりなのに。。。
来客の撮影用に鎮座する小坊主