2013年9月29日日曜日

タイ・マレ国境(べトン) その3

2011年6月19日    スンガイコロク⇒KL⇒シンガポール⇒羽田


 朝早くホテルをチェックアウト、痛い足を引きずりながらいつものイミグレを通過します。何時見てもバラック風の小汚い建物です。新しいイミグレの建物を作っているようですが、オープンは何時になるのでしょうか。


おんぼろイミグレ

橋の向こうはマレーシア

タイ側を振り返る(有名な看板)

マレーシア川の入り口

 コタバル行きのバスがすぐに来たので、コタバルの町で少し時間が余りました。それならと町を散策がてら市場を見学することにしました。

コタバル行き29番バス

コタバル バスステーション

街の目抜き通り

  市場は黄色い立派な建物で、ここは主に生鮮食料品や乾物などをあつかっていました。表には何台か自転車リキシャがありました。マレーシアではあんまり見かけないのですが。。。

コタバル マーケット

リキシャ

市場1

市場2
 
 合わせて早めの昼食も食べてみました。すると人懐こいおっさんたちが、どこから来た、ナシゴレンはうまいか、この餅も食べてみろ、などいろいろ言って来ます。目の前に置いてある餅みたいなものも食べてみました。見た目どおりでの味で結構おいしかったです。


もち

ナシゴレン(昼食)

広場の露天

参考のためにかかった費用を記載します。
今回はJALを使ったことと、割高な国際線にも乗っているため結構掛かってしましました。

総額: 93,423円

 交通費: 86,108円(羽田⇔SGP、SGP→ペナン、スンガイコロク→KL、KL→SGP)
 宿泊費:  3,483円
 食  費:  2,241円
 その他:  1,591円(医療費、ほか)

タイ・マレ国境(べトン) その2

2011年6月18日    べトン⇒ヤラー⇒スンガイコロク

 今日はスンガイコロクまで行って、いつものバービア・カラオケに行くつもりです。
午前中に町を散策がてらスンガイコロクまでのミニバスを探します。どうやら直行便はなく、ヤラーで乗り換えとのことです。(タイ語は喋れないのですがなんとなく)
 一応どうにかなりそうなので、ホテル近くのムスリム食堂でぶっ掛け飯を食べいざ出発です。

ムスリム食堂

ぶっかけ飯

 ミニバス乗り場までトゥクトゥクで移動します。ミニバスのこの手のカウンターはどこもオープンエアのところに机ひとつを出し営業しており、やる気があるのかないのかわかりません。本当にアジアらしくてほっとします。運転手が一応点検らしきものをしているうちにお客も集まり(一杯にならないと出発しない)、いざ出発です。途中、検問やバリケードがいくつもあり、緊張状態が続いていることがよくわかります。


やる気はあるのか?

点検は大事です

バリケード

 やっと乗ること2時間半、やっとヤラーの町に到着。ミニバスは駅前のミニバス乗り場(何もないところ)に止まりました。言葉も通じないしシステムも分からないのですが、とりあえず”スンガイコロク”といい続けると、周りの人がここで待て、とのサイン。ありがたや、とりあずここからスンガイコロク行きのミニバスが出るようです。
 待つこと1時間ちょっと、やっと出発のようです。このミニバスは途中歌のDVDなんかをかけながら走っていきます、ちょっと音が大きいのですが文句が言えません。


DVDのサービス

高級?ホテルの部屋

部屋からの眺め

 ミニバスはいつものゲンティン・ホテルの前に到着。今日は面倒なのでスンガイコロク最高級のこのホテルに宿泊します。

 落ち着いてから町の屋台街でクイッティオとココナッツ・ジュースの簡単な夕食。そのまま散歩をしていたた物凄いスコール! 見る見るうちに道路が浸水、とても歩ける状況にありません。激しいスコールは1時間も続き、軒下で雨宿りするしかありません。何時までもこうしていても埒があかないので、小降りになったところでホテルへ向かいます。道は深いところで脛の半分くらいまで浸水していて全く路面が見えません。ビーチサンダルをなくさないように気をつけながら歩いているとと、いきなり深みに嵌って腰まで水に浸かってしましました。側溝に嵌ったのです。どうにか側溝から這い出すと、左脛がコンクリートでずるむけになって血だらけになっています。ホテルに戻るとズブヌレ血だらけに従業員がビックリ、ホテルの車で医者に連れて行ってもらいました。取り敢えず応急処置をしてもらい、お値段が400バーツ(約1200円)。高いか安いか良く分かりません。

 その後、包帯ぐるぐる巻きの左足を引きずりながらいつものバービア・カラオケに行ったのは言うまでもありません。

簡単な夕食

超激しいスコール





タイ・マレ国境(べトン) その1

 今回は完全に国境狙いです。見所は何もありません。
外国人観光客でべトンなんて誰も行かないためとても情報が少ないです。外務省からは渡航危険情報も出ていますし。でも、行けば何とかなるでしょ。

 日程としては以下のとおり。

 2011年6月16日  羽田(深夜発)⇒シンガポール
 2011年6月17日  SGP⇒ペナン⇒バタワース⇒べトン(新国境)
 2011年6月18日    べトン⇒ヤラー⇒スンガイコロク
 2011年6月19日  スンガイコロク⇒コタバル⇒KL⇒SGP⇒羽田



2011年6月16日-17日  祝!26番目の国境通過

 今回は羽田からJALでシンガポール、ペナンと乗り継ぎ、フェリーで対岸のバタワースまで行きます。ここまでは楽勝、誰でも行けるところです。ここから先、ベトンまではほとんどインターネット上に情報がありません。

ペナンからフェリーでバタワースへ渡る

 バタワースまで来たものの、バスターミナルでベトンに行きたいと行っても全く分かってもらえません。どうも、タイ側の町名を言ってもわからないようです。仕方なく地図を見せて説明すると途中のGerikまでのバスがあるようです。取り敢えずそのバスに乗ってみることに。着いたところはど田舎、周りになにもない小さなバスターミナルです。そこでも懸命にべトン迄行きたいことを説明すると、英語は分からないようでしたがなんとなく乗るべきバスが判明。でも、1時間待ちです。でも、まだ午前中なので没問題です。

 
このバスで国境へ。。。

ベンガルンフル 国境の街並み

やっとBetongのの文字が

バスは山がちな田舎道を1時間弱走ったでしょうか。小さな町となり大通りから横道に曲がると、Betong の標識が・・・。バスは間違っていなかったようです。バスは小さな食堂の前で止まりました。終点とのことです。一応、国境の町まできたようなので、ここで腹ごしらえです。定番のナシゴレンと甘い紅茶です。

国境にいちばん近い食堂

パラパラッのナシゴレンと甘い紅茶(テッ)

 国境を越える手段はタクシーしかありませんでした。代替手段がないということは当然ボッタクリになります。距離が全くわからないので歩くわけにもいきません。仕方なくRM25でタクシーに乗ると案の定、10分もかからずイミグレ到着。タクシーに乗ったまま出国手続き、そしてタイ国境の途中でSTOP。何だと思ったら、バイタクに乗り換えろとの指示です。タイ側はバイタクで移動のようです。完全に国境を通過するための交通システムが出来上がっているようです。まあ、需要があれば必ず供給があるというアジアでは当然ですが。

ブース型のイミグレ(一般的です)

出国するとすぐタイ側の国境が見えてくる。。。

ここでバイタクに乗り換える

 またもや選択枝がないため仕方なくバイタクでタイ側イミグレへ。でも何故か日本語で「禁煙場所 違反した人は2,000バーツ罰金をとられます」の文字が。。。こんなところに日本人が来るのでしょうか?

タイ側イミグレの建物(立派だ!)

入国手続き中です

こんなところ日本人が頻繁に来るとは思えないが。。。

 タイ側イミグレからベトンの町までは結構距離がありました。舗装された広い道をバイクでぶっ飛ばすこと15分くらい、とても歩ける距離ではありません。 バイクの運ちゃんも英語は分かりませんが、適当なホテルには連れて行ってくれました。街中を通り過ぎトンネルを抜けると、鶏の巨大なモニュメントがありました。連れて行かれたホテルの部屋に入ってビックリ、カーテンからベッドからピンクです。こんな趣味の悪いホテルも珍しいです。

トンネルが目立つ

ニワトリのモニュメントはもっと目立つ!

趣味の悪い内装


 やはりすごい田舎町です。町の中心の時計台は修理中でした。ぶらぶらとしましたが取り立てて興味を引くものはありません。仕方なくマーケットを冷やかし退散です。ホテル向かいの食堂で昼間からビールでまったりしました。

時計台は改装中

マーケットです

ビールを飲みながらまったり(もちろんシンハ)

2013年9月23日月曜日

釜山から大連 その4

2013年9月16日(月) 大連→成田

 慌しい4日間でしたが、どうやら無事に帰れそうです。
飛行機まで少し時間があるので旧ロシア人街まで散歩してきます。朝早いのでまだ店が半分くらいしかやってません。もちろん観光客は数えるほどしかいません。何故か中国の格安ホテルチェーンが3つも出来ていたことにビックリ。3つのうち2つは別の場所で泊まったことがありますが。

勝利橋より旧ロシア人街を望む

ホテルチェーンとKTVが目立ちすぎ!

一番奥は雑然としている。。。

  今回もどうにか無事に目的を達成でき、無事に帰れることに感謝。その上、帰りはJALなので空港ラウンジに入れるし機内で映画も見れるし言うことなしです(スタートレックを見ました)。
 参考のために今回掛かった費用を記載します。フェリーで思った以上の出費となってしまいました。

総額: 62,777円

 交通費: 52,217円(うち、航空機:19,345, フェリー:23,708, KTX:5,321, ほか)
 宿泊費:  5,895円
 食  費:  3,180円
 その他: 1,485円(サウナ、マッサージ)

釜山から大連 その3  祝!33番目の国境通過

2013年9月15日(日) 大連

 ROYALルームは相部屋でした。確かこんなに混んでる日に2人部屋を1人で使える訳がありません。同室人は中国人の田舎まるだしのおっさんでした。何故、田舎のおっさんがこんな高い部屋にしたのか聞きませんでしたが、もしかしたら公用だったのかも知れません。(ちゃんとした革靴はいてたし)。通常の護照(パスポート)ではなく、それは緑色でもしかしたら少数民族のものだったのかも。

ROYAL室からの眺め。ROYALではない?

シャワー完備は有難い!お湯もばっちりでした。

同室になった中国人のおっさん

 午前9時40分、大連港到着。でも下船するのに30分待たされました。さすがROYAL、服務員が呼びに着てくれました。その上、優先下船させてくれてさすがに高い金を払っただけのことはあります。でも、全然急いでないのですが。
 大連港は工事中でイミグレはボロい建物でいい加減です。あっという間に外に出てしまい、外の空き地には行先表示のないバス群とやくざタクシーしかいません。執拗にタクシーが纏わりついてきます。大連駅行きのバスに乗りたいのですがわかりません。すると運よく同室のおっさんが声をかけてくれて一緒に行こうということになりました。何のことは無い、行先表示のないバスは大連駅までの無料バスでした。
 

タブボート

雑然としたイミグレ

大連火車站

 大連駅近くの宿にチェックインして、大連開発区に行ってみることに。大連へ進出している外資系企業などがたくさんある場所です。大連駅の地下道を通り抜け、向こう側の軽軌鉄道駅まで歩きます。軽軌鉄道駅にたくさんの人がいるのに何故か入り口が1つで大混乱状態になっています。その上、切符の自動販売機がコインしか使えずただ1つの切符窓口に長蛇の列を作っています。まあ、仕方ありません。

久しぶりの3★ホテル

大連駅地下道前の広場

大連駅地下道

軽軌鉄道駅

軽軌鉄道駅の改札。切符は手前に並んでいる




 やっと切符を購入しホームへ。休日なのか子供連れやカップルなどでごった返しています。結構中国のカップルは大胆で、こんなに混んでいるのに2組ばかり公衆の面前で抱き合っていました。このへんはどうも政治体制とのギャップを感じざるを得ません。
 電車の中もかなり混雑していてとても座れるどころの話ではありません。 


軽軌鉄道ホーム

大連港

軽軌鉄道 車内風景

 とりあえず開発区駅で降りてみます。北側の駅前は広い道路がある他はサウナとガソリンスタンドくらいで何もありません。南側は広場になっていてその周りに小さな商店が軒を連ねています。地方都市によくある作りで、上半身裸のおっさんや、やり手ばばあ風のおばさんたちがやる気なさそうに店番をしています。怪しい日本語の看板も結構あります。それを越えて進むと銀行ばかりの有る一角に出ました。ここでキャッシングをして元の補給です。
 
セイツソョワヒソ? 意味不明。。。

「接待中心」 って何の接待?(Reception Centerらしい)

建設ラッシュです
歩きつかれたので、ほうほうの体で大連駅まで戻りその足でマッサージ屋へ。ゆっくり風呂へ入りサウナで汗をかいて、青島ビールを飲みながら中国小姐にマッサージをしてもらって、極楽極楽です。外へ出たらもう暗くなっていました。今日はもう疲れたのでテイクアウトの食べ物を買って、部屋で中国のテレビ番組を見ながら酒を飲んで寝てしましました。

歩道が駐車場になっていて歩きにくい。

中山広場。結構暗いんです、これが。

すごい行列のお店(天津街)