2017年2月27日月曜日

サンチャゴ巡礼(ポルトガル人の道) 5(最終日)

2017年02月27日(月) サンチャゴ巡礼 (最終日)

いよいよ、巡礼最後の日です。
今日は生憎の土砂降り。でも朝の6:30に出発です。歩き始めてほどなく、レイン・ジャケットから雨漏り。ゴアテックスなのに10年も使っているとダメみたいです。縫い目を補強する裏からのテーピングも外れているし。。。
そして、村の中の迷路にはまり標識がわかりません。暗い雨の中では道標が良く分かりません。何回も行ったりきたりして20分くらいはうろうろしたでしょうか。。。靴はぐしょぐしょになってくるし、だんだん情けなく なってきました。

午前8:00過ぎ、だんだん明るくなってきましたが、相変わらず土砂降りの雨です。小さな街に入ってBarがありました。寒さしのぎと雨宿り、兼朝食タイムです。ほとんど同時に女性2人組みとBarに入りました。荷物をほどいてカウンターで注文しようとすると、その女性の1人がスペイン語に通訳してくれました。そしたら一緒に食べようということでいろいろ話すことに。彼女たちはスイスから来たようで、スペイン語、英語ぺらぺら。分かりやすい英語で助かりました。東洋人が巡礼しているのが珍しかったようです。

どうにか雨も止み、気を取り直して出発です。


教会の墓地?。団地形式になっているのが面白い。。。

ついに、10kmを切った!!!

坂道もなんのその(足は痛い!)

途中、陽気なポルトガル人の団体と合流、Barで一足早くビールで巡礼達成祝いです。
Barのサンドイッチも美味しかったなぁ。次の町はサンチャゴ・デ・コンポスデーラです。足は相変わらず痛いですが、足取りは軽いです。朝の土砂降りからは考えられない良い天気になりました。
ここでトラブル発生。コンポスデーラの街中で方向がわからなくなりました。街中には例の目印があまりないのです。たぶん大聖堂はバカでもわかるということで何も無いのでしょうが、初めてのしろうと外国人には酷というものです。大聖堂がどこからでも見えた昔ならいざ知らず、今では全く方向がわかりません。
人に聞いたり、Barで休憩がてら再確認したりで大変です。そして、最後は大聖堂のあるところは迷路のような旧市街となっていてどっちが大聖堂か、これまたよくわからない状態です。困ったものです。

ついにサンチャゴ・デ・コンポスデーラの町に突入。

トランプさんを模した人形が。。。

ゴール!!  ついに大聖堂に到着!

やったー!目的地の大聖堂に到着です。予定通り2時過ぎには着きました。

ついに公式距離118キロを走破(実際は130キロは歩いていると思います)。広場で日本人観光客の人がいて、記念撮影をお願いしました。118キロ歩いてきたといったらビックリしてました。こちらは逆に、この街の観光に来る日本の方もいることにビックリです。ほとんどスペインの端っこなんですけど。たぶん大聖堂以外は何もないんじゃないでしょうか。。。
広場から少し降りて、右に曲がったところの巡礼証明書発行所でちゃんと証明書を発行してもらい、おみやげにホタテ(巡礼者が荷物につける)も買いましたました(1ユーロ)。
 こうして5日間の巡礼の旅を無事終えることができました。お世話になった方々に感謝です。

旧市街の外側のBarで昼下がりの赤ワインで乾杯しました。高かったですが美味しいワインでした。さすがにどんぶりではなく、ちゃんとしたワイングラスでした。

本日の走行距離:23.6km



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